桂兄妹の仲のよさはガチ。
お兄ちゃんはなにかにつけて妹に「なんか買って送ったげようね」
なおてまみを出しているので、妹が嫁ぐ前は出先から国元に
帰るたびにあれこれお土産を買ってきたことと思います。
櫛とかかんざしとかさ。
絵の下、「つづきをよむ」(かなり右端に寄ってます)から
非常にどうでもいい長ったらしい語りがあります。
お暇な、かつお気がむかれた方だけどうぞ。

でもやっぱりお兄ちゃんは男の子なので、自分で見立てておいて
それが思った以上に妹に似合うと、照れ隠しにおちょくるといい。
それで子供の頃はからかいの加減がわからなくて、本気で治ちゃんを
悲しませてしまったりするんですよ(という妄想)。
そういうとき普通はお母さんが「そんなふうに言うものじゃありませんよ」
なんてたしなめたりするんでしょうが、小五郎くんは早くにお母さんを
亡くしてるから、そこらへんの機微は全部玄人のお姐さんたちから
教わるんですよ。
で、修行の甲斐あって妙に如才なくサラッと褒めてしまえるようになって、
小物の見立てなんかもやたら巧くなって、治ちゃんはそれはそれで嬉しいんだけど、
でもなんかちがう気がするのよね……ともやっとしてればいいと思います。
でもってその「お姐さんの手ほどき篇」とは別に、
子供の頃の治ちゃんがお兄ちゃんにおちょくられてひとりで泣いてるとき、
「坊ちゃまは嬢様がきれいにおなりだから照れておいでなんですよ」とか
友蔵爺に慰められる図を併せて受信しました。
治ちゃんが嫁ぐ頃、兄様は「女はべらべらしゃべらないの!」
「おまえは口数をつつしみなさい」な手紙を繰り返し送っていますから、
治ちゃんはおそらく快活な女の子だったのでしょうね。
お母さんいないし、お義姉様方とは残念ながらあんまり折合がよくなかったようですから、
自然、お兄ちゃん子になったんでしょうね。そりゃ可愛いわ。お兄ちゃんもマメにお土産よこすわ。
まあでもあのお兄ちゃんはやっぱりどっかカーチャンみたいなんですけれどもね……w
「俊輔のトーチャンカーチャンに会ったら今までみたいな挨拶じゃだめだからね。
俊輔も今では出世してるからね、それなりのつもりでご挨拶なさいね」とか
多分治ちゃんは言われんでもわかってるよwww
このときもう兄妹お互いに30過ぎのはずなんですが、この子供扱いがカーチャンですよね。
小五郎カーチャンにうるさく婦徳を教えられた治ちゃんが、松子さんにどうもなじめなかった、
というのはなんとなくわかる気がします。私に言ったことと違うじゃない、みたいなね。
それこれ考えると、治ちゃんは最初から最後まで家庭で苦労した人だなあと思うんですが
(良様はいい男だと思いますがいい旦那かどうかは疑問)、
だからというか何というか、せめてお兄ちゃんが臨終に間に合ってくれればよかったですね。。。
しかし自分も体ぼろぼろで、お葬式にさえ出られなかったお兄ちゃんも可哀相だ……。
そしてそういう治ちゃんと良様の忘れ形見だからこそ、彦太郎くんにも正二郎くんにも
あんなに口うるさいんでしょうねぇ……w
そういう伯父様の気持がわかるのは大きくなってからだろうから、木戸さんの存命中は
二人はひたすら災難だと思ってたんだろうよwww
おじちゃんせつないね!
でもやっぱ口うるせえのは半分以上性格のような気もするよね!wwwww
[23回]
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